こんばんは!イルポンテの山倉です。

 

以前ブログでも書いたことがあるのですが、イルポンテでは北海道産の甜菜糖を使わせて頂いています。

材料を決めていっている時、まず国産の甜菜糖がいいなと思っていました。

『甜菜糖=茶色』と言うイメージを持っている方もいらっしゃるのですが

当店の甜菜糖は白色と言うよりも透明です。

 

でも、たまに世間で白砂糖はマイナスイメージで伝わっている事もあるようで

かつての私もそうなのかなぁとあまりいいイメージでは受け止めていませんでした。

 

でもせっかくなら国産のお砂糖がいいなぁと思っていたので

お店の砂糖は甜菜糖100%で行こうと決めるにあたって

自分できちんと納得しておきたかったと言う想いがありました。

そんな想いが去年の夏頃沸々と高まり事前調査開始!!

 

製糖会社様に始まり北海道道庁、JAさんなどに問い合わせて

時間は掛かったものの何とか甜菜糖の原材料の甜菜と言う作物の収穫時に畑や工場を見せて頂く事ができるようになりました!!

 

一時はなかなか前に進まなかった甜菜糖視察計画でしたが、本当に本当に周りの方に恵まれて

行かせてもらえました。

 

感じた事は『百聞は一見にしかず』

甜菜畑で実際、栽培されている農家さんにお会いしその場で甜菜スライスを頂くと言う貴重な体験。

大根のような白い作物ながら法蓮草の仲間である甜菜。

もちろんそこには透明色の果汁とも言えるような美味しさが詰まっています。

 

そしてその甘いこと!!! 

畑でその場で頂いたスライスの甘くてシャキシャキとした美味しさ!!

 

もちろん事前に多少、予習はしていたものの実際目にして口にすると

なぜ透明色(雪と同じ原理で白く見えますが)なのか納得。

腹にストンと落ちた感じでした。そしてそこに関わる方々の想い・・・

 

だから、日々甜菜糖を手にすると北海道でご縁を頂いた方々の事を思い出すのです。

あの時、やっとの思いで漕ぎつけご縁を頂けたFさん。

『エンドユーザーさんですから。』とお忙しい中お時間を作って頂き

対応してくださいました・・・

本当に感謝しかありません。

 

北海道の白い甜菜糖にはやさしい甘さ美味しさが詰まっています。

 

ちなみに日本でのお砂糖は国産のものが30%ほどしかなく、他は海外からのものになります。