焼菓子屋イルポンテの山倉です。
きっと夏の猛暑のためだと思われますが、
去年と比べると今年は栗が出るのが本当に遅くて内心ハラハラドキドキ。

今日はこれなら大丈夫かな???と思われる栗がようやくあったので
少し仕入れて早速渋皮煮を仕込み中です。

イルポンテの栗の渋皮煮は数日間掛けてじっくりと仕込んで行くのですが
数ある仕込みの中でおそらくダントツで手間が掛かっていると思います。

鬼皮を剥くことから始まり、ひとつひとつ丁寧に筋を取り、念入りにあく抜きをして
ようやく甜菜糖の出番です。

あく抜きをしている段階で崩れが発生したり、
仕上がっていざガレットにする段階で硬い部分を発見したり(涙)
(美味しく喜んでいただきたいので、渋皮煮のチェックは念入りにしています。)

時折心折れそうになるのですが、楽しみにしてくださっている方々もいらっしゃるので
気合いで仕込んでいます。

今年の栗はどうかな。

第一弾の渋皮煮が楽しみです☆